期間1年未満の金融市場(マネー・マーケット)

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キャッシングとは、「金融機関などが個人向けに、小口で短期間行なう現金融資のこと」などと定義されています。


為替マーケット情報

  • 米経済指標を注視、月末特有の需給要因がかく乱要因に?!
  • 05月29日 金曜日 欧米市場 予想レンジ  96.00- 97.00円

    本日の東京タイムは、レンジ内で荒い値動き。ドル/円は早朝を高値に、形成レンジそのものは狭いものの、そのなかで激しい上下動をたどっている。
    材料となったのは、韓国の政府系国民年金幹部から「公的年金ファンドのポートフォリオに占める米国債の減額を検討」などといった発言が聞かれたこと。また、月末と言うことで外貨建て投信の設定などに絡むものなど需給要因も断続的に話題となっていた。

    本日の早朝にレポートしたストラテジーは、ドル/円の押し目買い。その後の東京タイムにエントリーレベルとしていた96.40-50円へと到達したため、現在はドルロング・ポジションを保有中。

    テクニカルに見た場合、ドル/円相場は昨日ドルが急騰し一目均衡表の先行帯の雲の下限や移動平均の21日線など、上方向に位置した重要な抵抗を軒並み越えてきた。ただし、その後は移動平均の200日線(本日97.05-10円に位置)が抵抗になった格好で、ドルはやや上げ渋る様相を見せている。本日の東京タイムも200日線がとりあえず抵抗になっている感がうかがえるだけに、引き続きその攻防に注目してみたい。
    それに対するドルのサポートは、まず96円前後そして95円半ばなど。

    一方、材料的にはこのあとの欧米タイムに発表される米経済指標が引き続き注目される。そのなかでも、とくにGDP改定値とシカゴ購買部協会指数の数値には注意を要したい。ともに良い数字になるとの期待が高いだけに、それを裏付けるものとなるのかどうか、数字次第では週末と同時に月末に当たるということによるポジション調整の動きなどが加速しかねないかも知れない。
    また、取り立ててここまで噂はないものの、月末特有の駆け込み的な為替手当てなど特殊の需給要因にも一応注意しておきたい。

    以上のような状況を踏まえたストラテジーは、保有しているドルロング・ポジションの利益確定。そのレベルはわずかながら含み損を有している状況ということもあり、96.80-90円と大幅に下方修正したい。それに対するロスカットレベルは95.90-00円で、こちらは変わらず。

    *なお、『トレイダーズ証券』さんへのレポートの提供は当稿が最後になります。拙いものでしたが、長いあいだの御愛読ありがとうございました。
    エフエックス ニュースレター 代表 斎藤登美夫

  • 米長期金利の上昇一服で、悪いドル安には歯止め
  • 今週のリスクイベントであった総額1,010億砲諒胴餾墜札は、昨日の260億砲7年債入札をもって終了した。 概ね良好な応札に支えられ、米債券相場は5営業日ぶりに反発、長期金利の指標となる10年債利回りは3.6122%へ低下した。 

    この日発表された米4月耐久財受注は、前月比+1.9%と1年4ヶ月ぶりの大幅な伸びとなったが、内訳では国防資本財の急増(+23.2%)に支えられ、設備投資の先行指標となる「航空機を除く非国防資本財」の受注は▲1.5%と2ヶ月連続のマイナスといっている。

    また、米4月新築一戸建て住宅販売は、前月比+0.3%の年率35.2万戸と小幅に増加したものの事前予想を下回っており、低水準での一進一退から抜け切れていないのが実情である。

    全米抵当貸付銀行協会(MBA)が発表した第1四半期の米住宅ローン返済延滞率は9.12%、担保差し押さえの手続きが開始されたローンの比率は1.37%と、ともに1972年のデータ集計開始以来で最高を記録しており、雇用情勢の悪化に伴うローン支払いの困難さが浮き彫りとなっている。(⇒今後、失業率の上昇に伴って延滞・差し押さえ率がさらに上昇する可能性は高く、昨日はS&P住宅株指数が6%超も下落している)

    つまり、米債券市場を買い支えた根底には、米国経済の先行きに対する根強い懸念やFEDによる非伝統的緩和措置が強化されるとの期待があるからに他ならない。

    米景気循環をベースにした金利とマネーの関係では、マクロ経済指標の好転とともに景気回復期待が醸成されれば、長期金利が上昇に転じ始めるが、これから先の金利上昇過程で債券価格の下落が想定されるため、既存の債券投資者は一斉に売り逃げようとする。

    債券投資の観点からも、金利先高感が存在する状況下では、投資家は買い控えることになり、米金利の上昇過程や金融引き締め観測が高まる状況下ではドルの暴落を経験してきた局面でもある。

    しかし足下では、4月のFOMC議事録が米景気見通しを下方修正しているほか、最近のFRB高官の発言は景気の先行きに対して慎重であり、FEDによる異例の金融緩和策が正当化されるとのメッセージを発信しており、景気循環面での長期金利の上昇は持続不能という解釈になってくる。

    さらに、米格付け大手S&Pやムーディーズによる、最近の格付けを巡る動き(⇒日本国債の格付け調整、英国債の格付け見通しの引下げ、米国債の最高格付けの維持)は、結果的に潜在的な米国債の格下げリスクのガス抜きを促す格好となっている。 これにより、昨日は米国売りを伴う悪いドル安ではなく、株高・債券高が進行する好ましいドル安が促されている。

    こうした状況下、為替市場では日本円がクロス円主導で全面安の展開となっている。

    今後の焦点は円安の持続性となってくるが、上述したように米国経済が立ち直っていない状況下では、欧州や資源国の本格回復は見込みづらく、クロス円の上昇も一時的とみておく必要がありそうだ。

    昨日のユーロ/円は、三角保ち合い圏を上放れ、135.30円まで上昇している。

    日足均衡表は“三役揃い踏み”の強気シグナルを点灯しており、上値目標として掲げたN-計算値の137.31円処(=126.99+【124.38⇒134.70】)を目指す可能性は残されている。

    一方、『価格帯別の取引滞留日数』のグラフでは、過去に揉み合いが繰り返された135−136円の価格帯に迫っており、同水準はシコリの多いレジスタンス・エリアでもあり、ここを上抜けるには新たな手掛かり材料が必要となってこよう。

    来週は、ECB理事会といった重要イベントも予定されており、「一期二節」の節目06/02に向けて手仕舞い売りが加速する可能性も念頭に置いておきたい。

    (5月29日 11:30記)

    画像入りPDFファイル

  • 早朝から材料目白押し、荒っぽい値動きも
  • 05月29日 金曜日 東京市場 予想レンジ  96.40- 97.30円

    昨日の欧米タイムは円がクロスを中心に続落。ユーロ/円が135円台まで上昇するなど、さらなるユーロ高・円安をたどったほか、ドル/円も97円台を一時示現し直近のドル戻り高値を更新している。
    発表された米経済指標はマチマチで材料視されにくいなか、NYダウが3ケタ台の上昇をたどったことなどが円売りの要因として寄与していたようだ。そうしたなか、別途南アフリカ中銀が政策金利を1.00%引き下げ7.50%にすることを決定、また追加利下げについても含みを持たせた。

    昨日の夕方にレポートしたストラテジーは、ドル/円の押し目買い。しかし、その後の欧米タイムは押し目らしい押し目がなく、残念ながらそのレベルに届かず。現在も引き続きノーポジション。

    テクニカルに見た場合、ドル/円相場は昨日ドルが急騰。一目均衡表の先行帯の雲の下限や移動平均の21日線など、上方向の抵抗を軒並み越えてきた。ただし、その後は移動平均の200日線(本日97.05-10円に位置)が抵抗になった格好で、ドルはやや上げ渋る様相を見せている。本日も取り敢えずは、200日線を超える攻防に注目してみたい。
    なお、200日線を仮に越えると101.45円を起点とした下げ幅の半値戻し、あるいは99.80円を起点とした下げ幅のフィボナッチ61.8%戻しなどが位置する97.55-65円がターゲットとなりそうだ。

    材料的に本日は東京タイムの早朝から注目材料が目白押し。経済指標でいえば、4月の完全失業率や同消費者物価、同鉱工業生産速報などが発表されるほか、午後には日本生命をはじめとする生命保険各社が決算をする予定となっている。
    一方、月末ということで仲値不足の観測や外貨建て投信の決定をはじめとする各種の需給要因も取り沙汰されており、そちらにも注意する必要があるだろう。それら各種の材料を受けて、マーケットは上下に振れる荒っぽい相場付きとなる可能性も否定出来ない。

    以上のような状況を踏まえたストラテジーは、順バリを基本としてここではドルの押し目買いとしておきたい。エントリーレベルは96.40-50円、利益確定レベルは97.20-30円。それに対するロスカットレベルは95.90-00円。